こんにちは、ミスティー(@misty_blog)です。
ブログで稼ぐ上で重要な作業。それはずばり「キーワード選定」です。
なぜ、キーワード選定が重要なのか?というと、正しいキーワード選定のやり方が分からないと、記事を書いても一向に上位表示できないからです。
稼いでいる人からしたら当たり前のことなんですけど、イマイチ理解できていない人が多いです…。
実際に、大手メディア・公式サイトがしのぎを削っているキーワードに真正面から勝負を挑み、まったく上位表示できない…と挫折する人、これまで何人も見てきました。
断言します。ブログで稼ぎたいならキーワード選定を極めましょう。
正しいキーワード選定のやり方をマスターすれば、サクサク上位表示できるようになり、ブログで稼げるようになります。
というわけで今回は、ブログで毎月100万円以上稼ぐ私が行っている「キーワード選定の手順・やり方」を完全公開します。
「キーワード選定のやり方がイマイチ分からない…。」
という方はぜひ参考にしてみて下さい。
この記事を読めば、キーワード選定の正しい手順・やり方を一通りマスターできるようになりますよ。
キーワード選定のやり方・手順
キーワード選定は以下の手順で行うのが効率的です。
- 需要を調べる
- 検索ボリュームを調べる
- 競合リサーチ
それぞれ詳しく解説します。
ステップ1需要のあるキーワードを調べる
まったく検索されていない、つまり"需要のないキーワード"を狙って記事を書いても、当然アクセスは来ないので、記事を書く前にしっかり需要を把握しておきましょう。
キーワードの需要は「ラッコキーワード」というツールを使えば簡単に調べられます。
ラッコキーワードとは、無料で利用できるキーワードリサーチツールのことです。
その他のツールを使っても問題ありませんが、基本的には無料で使えるラッコキーワードで十分だと思います。
ラッコキーワードの使い方
ラッコキーワードの使い方はとても簡単です。
ラッコキーワードTOPページの赤枠内に「需要を調べたいキーワード」を入力すればOK。
ちなみに、ここに入力するキーワードは、単一キーワード・複合キーワード、どちらでも構いません。
キーワードを入力したら「検索ボタン」をクリックしましょう。
すると、Googleで過去に検索されたことのあるキーワードがこんな感じで一覧表示されます。
今回は「ブログ」と入力したので、ブログという単語に関連するキーワードがズラっと表示されています。
ここからさらに「ブログ おすすめ」をクリックすると、「ブログ おすすめ」に関連するキーワードが表示されます。
こんな感じで、ラッコキーワードを使えば、2語・3語の複合キーワードをかんたんに調べられます。
ステップ2検索ボリュームを調べる
次に「検索ボリューム」を調べます。
なぜ、検索ボリュームを調べるのか?というと、ボリュームが少な過ぎると話にならないからです。
たとえば、月100回しか検索されていないキーワードを狙って1位を取っても、月間25PV程しか稼げません。
100(月間検索数)×0.25(検索1位のクリック率)=25PV(毎月の見込みアクセス数)
毎月25PVほどしか集まらない記事を書いてもあまり意味はありません。
もちろん、収益性の高いキーワードであれば狙う価値はありますが、そうでないのであれば、基本的には無視しても問題ありません。
というわけで、事前にどれだけ検索されているのか?も需要と共に把握しておく必要があります。
それでは、どうやって検索ボリュームを調べるのか?というと、Googleが提供している「キーワードプランナー」を利用するのが1番おすすめです。
私はこれまで、数多くのキーワード選定ツールを利用してきましたが、キーワードプランナーが1番精度が高いと思いましたね。
ahrefsやウーバーサジェストでも問題ありませんが、基本的にはキーワードプランナーを利用することをおすすめしています。
キーワードプランナーの使い方
キーワードプランナーは「Google広告」に登録すると使えるようになります。
「Google広告の登録方法がわからない」
という方は「【2020年版】キーワードプランナーの登録方法【チュートリアル】」をご覧ください。
Google広告の登録手続きが完了したら、キーワードプランナーの利用画面に移動します。
キーワードプランナーは「ツールと設定」から利用できます。
キーワードプランナーの画面に移動したら、先ほどご紹介した「ラッコキーワード」で抽出した需要のあるキーワードを「検索のボリュームと予測のデータを確認する」に丸っとコピペします。
「検索のボリュームと予測のデータを確認する」をクリックすると、以下の画面に移行するのでコピペしてください。
入力したら「開始する」をクリック。
すると「月間平均検索ボリューム」が表示されます。
簡単ですよね。
- ラッコキーワードで需要のあるキーワードを抽出
- キーワードプランナーでボリュームを確認する
この2ステップでサクッとキーワードのボリュームを調べられますよ。
キーワードプランナーで詳細ボリュームを表示させたい場合はどうすればいい?
注意点が1つあります。
それは何か?というと、キーワードプランナーで詳しい検索ボリュームを知りたい場合、Googleに「広告費」を支払わなければいけません。
無料でキーワードプランナーを利用するとなると、おおよその数字しか表示されないんですよね。
検索ボリューム1万と10万じゃかなりの差ですよね。
これでは狙うべきか判断できません。
というわけで、キーワードプランナーを利用する場合は、事前にGoogleに少しだけ広告費を払っておきましょう。
具体的にいくら払えば詳しい検索ボリュームが表示されるのか?というと、おおよそ200円から~300円程度が目安です。
グーグルから正式に公表されていないので断言することはできませんが、今のところ私は月300円ほどで利用できています。(300円払えばまず間違いないかと思います。)
キーワードプランナーで詳しい検索ボリュームを表示させる方法は「キーワードプランナーの月間平均検索ボリューム数を詳細化させる【200円でOK】」をお読みください。
どの位の検索ボリューム数を狙えばいい?
それでは、具体的にどのくらい検索されているキーワードを狙えば良いのでしょうか?
結論から言うと、最低でも月300回以上は欲しいところです。
なぜなら、300回以上検索されていれば、関連キーワード・類似キーワードも含めそれなりのボリュームになるからです。
例えば、「ブログ ジャンル」のキーワードが500、「ブログ ジャンル選び」のキーワードが500だった場合、合計で1,000回検索されることになります。
これらのキーワードは、順番が違うだけで検索意図は一緒であるケースが大半なので、積極的に狙いたいところです。(関連・類似キーワードがなくても、上位を取れる可能性が高いのであれば、積極的に狙うべきです。)
ちなみに、検索ボリューム1000以上のキーワードは狙うべきではないのか?というと、決してそういうわけではありません。
上位を取れそうなら狙うべきですし、あるいは既存記事からの内部リンクで流せそうであれば積極的に制作するべきです。
「ブログに必要な記事はライバルの強さ関係なしに作成すべき」
というのが私の考えです。
ブログ内のコンテンツが充実していれば、内部リンクで流すこともできますからね。
ステップ3競合リサーチ
最後に競合リサーチを行います。
なぜ競合リサーチを行うのかと言うと、検索上位に「大手メディア(企業メディア)」「公式サイト」が来ていないか確認するためです。
大手メディアや公式サイトはドメインパワーが強く、被リンク数も多いため、個人ブログではまず太刀打ちできません。
したがって、「競合リサーチ」は必須の作業だと言えます。
競合リサーチのやり方は簡単です。
キーワードをGoogleの検索窓に打ち込んで調べるだけです。
と言っても分かりづらいと思うので、画像付きで詳しく説明しますね。
検索する際は必ず「シークレットウィンドウ」を利用しましょう。シークレットウィンドウを利用しないと、正確な検索結果が表示されません。
ここでは「クレジットカード おすすめ」というキーワードを調べていきます。
実際に検索してみると、以下の検索結果が表示されました。
まず、注目すべきは「広告枠が非常に多い」ということ。
「広告」と左上に表示されている記事は、競合がお金を払って表示させている記事です。
つまり「クレジットカード おすすめ」というキーワードは「超激戦キーワード」と判断できます。
また、オーガニック検索に関しても、上位に「価格ドットコム」が来ているので、個人ブログでは到底勝てそうにありません。
このような「競合が強いキーワード」を個人が狙ってもまず勝てないので、潔く諦めるのが得策です。
ただ、だからと言って「収益性の高いキーワードを書かない」というのはあまりおすすめできません。
なぜなら、ブログは収益性の高い記事へ内部リンクで誘導できるからです。
つまり、例え収益性の高い記事で上位表示できないとしても、内部リンクでうまく誘導できれば、アフィリエイト報酬を発生させるチャンスは十分にあります。
SEOキーワード選定のコツ
それでは、具体的にどういったキーワードを狙えば良いのでしょうか?
結論、個人ブログが上位表示しているキーワードを狙いましょう。
以下、ツイートでも繰り返し主張しています。
大切なことなので何度でも言います。個人ブログで稼ぐなら、必ず記事を書く前に検索結果を調べてください。上位に個人ブログがあるなら戦えるクエリ。大手メディアばかりなら撤退。この事前リサーチを行うだけで、時間を無駄にしないで済みます。
— ミスティー@ブロガー (@misty_blog) December 28, 2020
個人ブログが上位表示されているということは、すなわち「自分にも勝てる可能性がある」ということ。
もちろん、同じ個人ブログでも、ドメインパワーや被リンク数が異なるので、絶対ではありませんが、それでも「大手メディアや公式サイトが上位を独占しているキーワードを狙うより上位表示しやすい」というのはまず間違いありません。
キーワード選定のやり方・手順|まとめ
この記事では「キーワード選定のやり方・手順」について解説してきました。
最後にもう1度内容をおさらいです。
検索上位を取るためのキーワード選定は、以下の流れで行うと上手くいきます。
- 需要を調べる
- 検索ボリュームを調べる
- 競合調査を行う
まずはじめに「ラッコキーワード」で需要のあるキーワードを抽出。
その後「キーワードプランナー」で検索ボリューム数を調べる。
そして最後に「競合リサーチ」を行い、実際に記事を書くかどうか判断します。
「押し引き」の部分に関しては、例えば「個人ブログばかりでライバルが弱そう」と思ったなら書けば良いですし、逆に「大手メディア・公式サイトばかり」という場合でしたら書かない方が無難です。
こんな感じでキーワード選定を行えば、個人ブログでも上位を取れるキーワードを発掘できます。
キーワード選定は、手順通りやるだけなのでそこまで難しくはありません。
しっかり行えば、ブログにアクセスが集まるようになるので、ぜひ頑張ってみてください!
追伸
ブログ記事の検索順位は「GRC」というツールで簡単に調べられます。順位チェックを行わないと、記事の改善点(SEO評価)が分からないので、ぜひGRCの使い方も合わせて覚えておきましょう!
GRCの使い方は「検索順位チェックツールGRCとは?使い方と使ってみた感想まとめ!」で詳しくご紹介しています!良ければ合わせてどうぞ^^